2018年6月14日、IT導入補助金一次申請の交付決定事業者が公表されました。
補助金が決定した会社名がそのまま掲載されていて、数えたところ、全国で約9,000社が採択されています。
今年度の予算は500億円、補助金がおりる予定が130,000社であることを考えると、残り、まだ、120,000社にチャンスがある、ということになります。
既に、2018年6月20日(水)から二次応募が始まっているので、しっかり準備して期限内に申請を終わらせたいですよね。
申請までにはいくつかのハードルがありますので、簡単3つのステップにまとめます。
<ステップ1>
ご存知のとおり、この補助金を使ってIT導入するためには、まずは、自社の強み弱みを分析する必要があります。
分析するフレームワークはいろいろとありますが、今回の補助金では「経営診断ツール」が使用できます。
これは、「従業員数や業種などの基本情報と最新決算期を含めた2期分の決算に関する情報、5つの視点の質問に答えるだけで、事業計画を策定するように自社の課題を把握することができる」というすぐれたツールになっています。
使用方法をまとめたマニュアルも公式ホームページからダウンロードできますので、気軽に手軽に使うことができます(ちなみに、補助金を申請しない会社でも使ってよいことになっています)。
「経営診断ツール」はこちらのURLから参照できます。
↓
https://www.it-hojo.jp/applicant/checktool.html
このツールを使って、自社の強み、弱み・課題を把握したら、次は弱み・課題を解決できそうなITツールを探します。
<ステップ2>
ひとくちにITツールといっても、ホームページ制作、経理、人事、給与、顧客管理、予約管理、などなど、直感的にわかるツールから複雑なツールまでいろいろとあります。今回の補助金では、ここにも手厚いサポートがあります。
それが、「ITツール選定ナビ」です。ツールの検索方法には2つあります。
(1)「機能検索」
導入したい、検討を進めているITツールがある方にはがおすすめです。
業種、必要な機能、価格等の検索条件で検索ができます。
(2)「診断検索」
自社の経営状態に合致したITツールを検索したい場合におすすめです。
『経営診断ツール』の結果をもとに、自社が取り組むべき課題、必要なITツールの機能を選択し、自社の事業課題を補うITツールを検索できます。
「ITツール選定ナビ」はこちらのURLから参照できます。
↓
https://www.it-hojo.jp/applicant/navi.html
候補となるITツールをいくつか見つけたら、そのITツールを提供している「IT導入支援事業者」から見積を取得します。
<ステップ3>
「IT導入支援事業者」に連絡をして、ITツールの内容、ITツールを使って自社の課題を解決できるか、スケジュール、そして見積を受領します。
このときに、複数の「IT導入支援事業者」から話を聞くのは大切なポイントです。
せっかく大金を投資して導入するITツールで、狙った効果が得られるのかどうなのかを事前によくよく検討しておくのは非常に大切で重要です。
実際に、ITツールの導入で8割は失敗します。当初期待していた効果がでない、というのが1番の理由です。
IT導入補助金を申請するまでの3つのステップ、いかがでしたでしょうか。
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